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テザー(USDT)とは:ドル連動ステーブルコインの基本

5 分で読めます

テザー(USDT)とは、米ドルとほぼ同じ価値を保つように設計された暗号資産、いわゆるステーブルコインです。世界で最も取引量が多いステーブルコインで、取引所間の資金移動や、ドル建てでの一時的な保管などに使われています。この記事では、USDTの仕組みと1ドルを保つための準備資産、USDCとの違い、使われる場面、日本での扱い、そして発行体リスクや凍結、偽トークンといった注意点をわかりやすく解説します。

1 USDT = ? 円

157.85 円

1 米ドル = ? 円

158.00 円

2026年10月18日時点のレート。リアルタイムのレートはまもなく表示されます。

この記事は情報提供を目的としたもので、投資を勧めるものではありません。上の換算は参考レートで、実際の取引価格とは異なります。

テザー(USDT)とは

USDTはTether社が2014年から発行しているステーブルコインです。ビットコインのように価格が大きく動くのではなく、1 USDT ≒ 1米ドルを目指して運用されています。ステーブルコイン全般の考え方はステーブルコインとはで解説しています。円換算の目安は上のツールやUSDT円換算で確認できます。

1ドルを保つ仕組みと準備資産

Tether社は、発行しているUSDTと同額以上の準備資産を保有していると説明しており、その多くは米国の短期国債や現金同等物です。準備資産の内容は定期的な報告(アテステーション)で公表されていますが、これは完全な監査とは異なります。大口の利用者はTether社を通じてUSDTを発行・償還できるため、市場価格が1ドルから離れると裁定取引が働き、価格が1ドル付近に戻る仕組みです。

USDTとUSDCの違い

項目USDTUSDC
発行体Tether社Circle社
規模ステーブルコインで最大2番目の規模
準備資産の開示定期的なアテステーション月次の報告
主なチェーンTRON、イーサリアム、TONなどイーサリアム、ソラナなど

USDTは多くのチェーンで発行されており、送金時は送り手と受け手が同じネットワークを選ぶ必要があります。違いはTRC20とBEP20の違いを参考にしてください。

USDTが使われる場面

  • 暗号資産取引所の間で資金を移動するとき
  • 価格変動の大きい暗号資産をいったんドル建てで保有するとき
  • 海外の取引相手との送金や支払い
  • アプリやゲームでの小額の報酬の受け取り

日本での扱いと注意点

日本では2023年施行の改正資金決済法により、ステーブルコインは「電子決済手段」として扱われ、取り扱えるのは登録を受けた事業者に限られます。海外発行のステーブルコインを国内で扱うには条件があり、USDTを直接売買できる国内サービスは限られています。国内での扱いの詳細はUSDTを扱う国内取引所、日本円に換える方法はUSDTの換金で解説しています。

USDTのリスク:発行体・凍結・偽トークン

  • 発行体リスク:準備資産やTether社の経営に問題が生じれば、1ドルを保てない可能性があります。
  • 凍結:Tether社は当局の要請などで特定アドレスのUSDTを凍結できます。
  • 偽トークン:同じ名前の偽トークンが出回ることがあり、コントラクトアドレスの確認が必要です。
  • 為替リスク:円で生活する人にとっては、ドル円相場の変動で円換算額が変わります。

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よくある質問

テザー(USDT)とは何ですか?

米ドルとほぼ同じ価値を保つよう設計されたステーブルコインです。

USDTとUSDCの違いは?

発行体、準備資産の開示方法、主に使われるチェーンが異なります。

日本でUSDTは買えますか?

国内で直接扱うサービスは限られています。最新の取扱状況を確認してください。

USDTのリスクは?

発行体リスク、アドレスの凍結、偽トークン、為替変動などです。